2009年4月アーカイブ

十勝の春3

(2009年4月25日 20:45)

 我が家の庭の春の風物詩第3弾は,ムスカリとカタクリでした。

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北海道では,桜より先にツツジが咲きます。なかなか桜が見れないのがじれったくも感じます。

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雪がとけたので,久しぶりに車で釧路まで出張に出かけることにしました。カラ松と新緑のコントラストが面白かったので,1枚撮影

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丸い地形が重なり,背の低い笹が生い茂っているのは,道東らしい風景の一つです。この笹は,冬期間中,雪の中で越冬し,丁度今ころから少しずつ青みを帯びてきます。

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釧路からの帰りは,白糠本別線というこれまで通ったことのない道で寄り道をすることにしました。フキノトウが2週間ほどでここまで成長します。まさに塔が立ったような姿です。

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川も雪解けで増水し,野生の福寿草を見つけました。

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親子と思われる鹿3匹を発見しました。秋まきの小麦を食べています。鹿は畑を荒らすため,農家にとって天敵です。車でゆっくりと近づいていきました。200メートル以上は離れていますが,鹿達は,食べるのを止め,じっと私の方を見て警戒しています。そして,私が車から降りるや,一目散に山肌を駆け上がり,逃げていきました。しかし,お尻の白い毛がとても目立っているのが,面白く,愛嬌を感じます。

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最後に本別町の町並みです。人口が8500名ほどの高齢化の進んだ小さな町ですが,統廃合の昨今,貴重な簡易裁判所が残っています。

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十勝の春2

(2009年4月20日 20:15)

 福寿草に続いて,我が家の庭の春の風物詩第2弾は,クロッカスです。紫色と白色の花びらの2種がありますが,めしべは鮮やかな黄色で,とても可憐な花です。春咲きの球根花ですので,秋に球根を収穫し,将来は群生を造りたいものです。0904kurokkasu1.JPGのサムネール画像0904kurokkasu3.JPG

0904kurokkasu2.JPGのサムネール画像

屋外に出れば,いよいよ農業が本格的に動き始めました。1週間もしないうちに,秋まきの小麦が畑を緑で覆い尽くし,トラクターが土埃を上げながら,広大な畑をまっすぐ直進しています。

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今日,十勝地方は,気温も14度まで上がり,車のタイヤも夏タイヤに履き替え,もうしばらくすればストーブも御用納めとなりそうです。

十勝の春一番

(2009年4月12日 00:45)

 本州では桜が咲けば春を実感できるのでしょうが,十勝の花見は5月の連休ころです。北海道では,道路の縁石に積み上げられた雪山がとけて,芝生が顔を出し,その芝生が緑色を帯びてくると春を実感します。

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雪山は,長い冬の間,多数のほこりをすったためか,雪山がとけた下の芝生も灰色っぽくなっていますが,しばらくすると,このほこりもどこかに吹き飛んでしまい,鮮やかな緑色を帯びてきます。そして,ありとあらゆる道端から,フキノトウの芽が出てきます。

0904fukinotou.JPG我が家の庭の春の風物詩は,福寿草です。宿根草のため,いつも同じ場所から顔を出します。長い冬がようやく終わり,これから一挙に春と夏と秋が駆けめぐっていきます。

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