早朝

(2009年5月13日 20:17)

昔から夜型人間の私ですが,本当は,朝型人間に改造したいと思っています。5月の連休中は,生活のリズムが崩れ,朝5時に目を覚ますことがありました。せっかくの機会なので,水芭蕉を見に行くことにしました。途中,散歩コース探索のため,寄り道をしていると朝日を浴びたツクシの群生を発見しました。

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5月の連休を過ぎると,今度は,タンポポが街中の空地を埋め尽くします。黄色い花びらの時はよいのですが,白い綿毛が飛び交うようになると,公害のように受け止める人もいます。

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帯広市の隣町の芽室町には美生川が流れ,雪解け水で増水し,背後にはまだ冠雪した十勝連峰が見えます。

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ビートの植え付けが始まりました。ジャガイモをゴツゴツさせ巨大化させたようなものですが,北海道では,ビートからサトウを作ります。沖縄のサトウキビ=北海道のビートのようなものでしょうか。また,十勝ではジャガイモのみならず,長芋も名物になりつつあります。芋を植える畝は高く,畑に幾何学的な面白い模様を作っています。

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ようやく,十勝連峰の麓の伏見という地まで来て,小さな林の中にお目当ての水芭蕉を発見し,撮影。近くではホトトギスが鳴いていました。また,ガサガザというかなり大きな音にびっくりして見上げると,2匹のリスが木の上を上下左右に動き回っていました。もっと高倍率の望遠レンズで撮影したいところですが,200ミリではこれが限界です。

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独立に際し,事務局用の車としてパジェロミニを購入しました。どうしてパジェロミニかというと,私が林道を走りたかったからです。今日は少し冒険して,舗装されていない山道を走りました。しかし,途中雪道で閉ざされ,それ以上進む勇気はありませんでした。バックもできず,谷底に落ちたら格好悪いですもんね。アウトドアにあこがれながら,かなり小心者の私です。

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最近,仕事が貯まるに従い,ストレスもだいぶ貯まっていましたが,久しぶりに晴れ晴れとした気持ちになりました。充実した早朝の3時間でしたが,家に戻ると睡魔に襲われ,また寝てしまいました。これでは,到底朝型人間にはなれそうにありません。

(2009年5月11日 01:02)

北海道に来て初めて芝桜というものを知りました。まさに芝のように地面に這い蹲り,花は小さな桜のようで,紫や白や赤やその中間色など,微妙に色合いの違いがあり,1ヶ月近く結構長く咲いてくれます。

0905shibasakura1.JPG0905shibasakura3.JPG芝桜の花を見ていると,私が昔やっていた検察官のバッジのようにも見えてきます(これって,私だけ?)。

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毎年芝が伸びて,桜が咲く面積が少しずつ広がっていくのも楽しみです。

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北海道の桜の代表格は,エゾヤマサクラです。5月の連休になり,ようやく咲き始めました。でも,こちらは1週間で散ってしまいます。

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我が家の庭には,もう一つ,本州では見たことがない桜を見つけました。柳のような枝に桜が乱舞しています。

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今まで「我が家の庭」などと言ってきましたが,いずれも前の土地・建物の所有者の方が植えられたものです。前の所有者の方は,登記簿でお名前を知るばかりですが,おそらく昭和初期生まれの古風な女性の名前の方でした。実際にお会いした訳ではありませんが,庭を見ていると,草花や庭木をとても愛されていた方だと分かります。現在,法律事務所兼自宅に改築予定ですが,この庭木と草花は,できる限り,残そうと思っています。

十勝の春3

(2009年4月25日 20:45)

 我が家の庭の春の風物詩第3弾は,ムスカリとカタクリでした。

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北海道では,桜より先にツツジが咲きます。なかなか桜が見れないのがじれったくも感じます。

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雪がとけたので,久しぶりに車で釧路まで出張に出かけることにしました。カラ松と新緑のコントラストが面白かったので,1枚撮影

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丸い地形が重なり,背の低い笹が生い茂っているのは,道東らしい風景の一つです。この笹は,冬期間中,雪の中で越冬し,丁度今ころから少しずつ青みを帯びてきます。

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釧路からの帰りは,白糠本別線というこれまで通ったことのない道で寄り道をすることにしました。フキノトウが2週間ほどでここまで成長します。まさに塔が立ったような姿です。

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川も雪解けで増水し,野生の福寿草を見つけました。

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親子と思われる鹿3匹を発見しました。秋まきの小麦を食べています。鹿は畑を荒らすため,農家にとって天敵です。車でゆっくりと近づいていきました。200メートル以上は離れていますが,鹿達は,食べるのを止め,じっと私の方を見て警戒しています。そして,私が車から降りるや,一目散に山肌を駆け上がり,逃げていきました。しかし,お尻の白い毛がとても目立っているのが,面白く,愛嬌を感じます。

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最後に本別町の町並みです。人口が8500名ほどの高齢化の進んだ小さな町ですが,統廃合の昨今,貴重な簡易裁判所が残っています。

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十勝の春2

(2009年4月20日 20:15)

 福寿草に続いて,我が家の庭の春の風物詩第2弾は,クロッカスです。紫色と白色の花びらの2種がありますが,めしべは鮮やかな黄色で,とても可憐な花です。春咲きの球根花ですので,秋に球根を収穫し,将来は群生を造りたいものです。0904kurokkasu1.JPGのサムネール画像0904kurokkasu3.JPG

0904kurokkasu2.JPGのサムネール画像

屋外に出れば,いよいよ農業が本格的に動き始めました。1週間もしないうちに,秋まきの小麦が畑を緑で覆い尽くし,トラクターが土埃を上げながら,広大な畑をまっすぐ直進しています。

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今日,十勝地方は,気温も14度まで上がり,車のタイヤも夏タイヤに履き替え,もうしばらくすればストーブも御用納めとなりそうです。

十勝の春一番

(2009年4月12日 00:45)

 本州では桜が咲けば春を実感できるのでしょうが,十勝の花見は5月の連休ころです。北海道では,道路の縁石に積み上げられた雪山がとけて,芝生が顔を出し,その芝生が緑色を帯びてくると春を実感します。

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雪山は,長い冬の間,多数のほこりをすったためか,雪山がとけた下の芝生も灰色っぽくなっていますが,しばらくすると,このほこりもどこかに吹き飛んでしまい,鮮やかな緑色を帯びてきます。そして,ありとあらゆる道端から,フキノトウの芽が出てきます。

0904fukinotou.JPG我が家の庭の春の風物詩は,福寿草です。宿根草のため,いつも同じ場所から顔を出します。長い冬がようやく終わり,これから一挙に春と夏と秋が駆けめぐっていきます。

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